読書は自分探し

自分探しをしている人に向け、小説を中心に本の紹介をします。読書には奥深い魅力があり、その魅力の一つが自分探しができる点です。あなたも読書を通して、自分探しの旅に出かけてみませんか?

何のために生きるのか

 

あなたは何のために生きていますか?

 

「私はこのために生きているんだ」

とはっきりと答えることはできますか?

 

 

私は、これまでこれと言って好きなものもなければ、

生きがいだと言えるものもなく、

ただ茫然と流れる時間に身を任せ、

「私って何のために生きているんだろう」

と思っていました。

 

 

あなたも、少なくとも一度は

「私って何のために生きているんだろう」

と考えたことありますよね?

 

 

「何のために生きているのか?」

 

その問いに答えはありません。

 

 

ただ私が言えるのは、

人の生きる先には、必ず死があり、

生きている時間は有限で、

かけがえのないものだということです。

 

 

「そんなこと知っている」

と思ったかもしれませんね。

 

 

しかし、あなたは「まだまだ時間はある」

と思っていませんか?

 

 

私もそう思っていました。

ただ茫然と日々を過ごしていました。

 

 

そんなある日、何となく手に取ってみた本が、

私に忘れていたことを気付かせてくれました。

 

 

 

私はこの本を読み、

「死ぬために生きよう」と思いました。

 

 

「どういうことだ?」

と思いましたよね?

 

 

私は別に「死にたい」と思っている

わけではありません。

 

むしろ、長く生きたいです。

 

 

しかし、いつかは必ず死が訪れます。

 

 

それならば、

後悔なく死ぬために、

後悔なく毎日を生きよう

と思ったんです。

 

 

最高の死を迎えるために、

生きようと思ったんです。

 

 

 

「何のために生きているのかわからない」

 

それならば、

あなたも死ぬために生きてみませんか?

 

 

何のために生まれ、何のために生き、

何のために死んでいくのか、

死の先にあるものは何なのか。

 

 

そんなことを

あなたに考えさせてくれる本。

 

 

 

その本とは………

 

 

 

レオ・バスカーリアさん作、

みらいななさん訳の

 

 

「葉っぱのフレディーいのちの旅ー」

 

 

です!!!

 

 

 

実はこの本、絵本なんです。

 

 

「絵本か…」と思いましたよね?

 

 

しかし、絵本だからと侮らないでください。

 

 

この本は、

主人公である葉っぱのフレディの旅を描いたもので、

その旅とは、フレディの一生です。

 

 

フレディは春に生まれ、冬に死んでしまいます。

 

 

自らが生きる意味に疑問を感じ、

死ぬことに恐怖を感じるフレディでしたが……

 

 

 

フレディの一生とは、

フレディが死の先に行きついたところは、

どのようなものだったのでしょうか。

 

 

 

フレディの旅はきっと

人の一生にも重なります。

 

 

だからこそ、大人にも響く物語なんです。

 

 

 

「何のために生きているのか?」

あなたがそう考えているうちにも、

あなたのかけがえのない時間は

過ぎ去っていきます。

 

 

あなたは着々と死に近づいているんです。

しかし、それは怖いことではありません。

 

 

それはなぜでしょうか?

 

 

もしあなたが、自分が何のために生きているのか悩み、

苦しんでいるならば、今すぐこの本を手に取り、

あなたの「人生」というストーリーを、

どんな結末で終わらせたいのか考えてみてください!

 

葉っぱのフレディ―いのちの旅

葉っぱのフレディ―いのちの旅