読書は自分探し

自分探しをしている人に向け、小説を中心に本の紹介をします。読書には奥深い魅力があり、その魅力の一つが自分探しができる点です。あなたも読書を通して、自分探しの旅に出かけてみませんか?

大切な人と幸せに暮らすために

 

あなたは何でできていますか?


あなたの世界はどんな世界ですか?

 

私って何からできているんだろう。

 

あの人の世界は

どんな世界なんだろう?

 

 

大切なあの人と

幸せに暮らしたい

 

 

そんなこと、あなたも
考えたことありませんか?

 

 

私はあります。

 

 

私って何からできているんだろう?

 

 

肉体?精神?

心?記憶?

 

それとも?

 

 

私の世界は、

誰の世界と重なっているのだろう?

 

 

あの人の世界に私はいるのかな?

 

 

 

そんなことを考えていたとき、

たまたま手に取った一冊が

どうしようもなくもやもやしていた

私の心をほんの少し明るく照らして

くれました。

 

 

 

今日はそんなある一冊の本を

紹介したいと思います!

 

 

あなたの世界について
考えさせてくれる本。

 

 

そして、
あなたの大切な人の世界について

考えさせてくれる本。

 

 

あなたもこの本を読み、

あなたなりの幸せを見つけてみませんか?

 

 

 


その本とは………

 


宮下奈都さんの
『静かな雨』

 

 

です!!

 

 

 

宮下奈都さんといえば、

最近、『羊と鋼の森』が映画化

話題になっていますよね。

 

 

この本は、

その『羊と鋼の森』でも知られる

宮下奈都さんのデビュー作であり、

本屋大賞受賞作。

 

 

 

今日のことも明日には忘れてしまうこよみと、

彼女と一度きりの今日という日を大切に過ごす

行助の物語。

 

 

 

どんなにどんなに楽しくても、

嬉しくても、悲しくても、悔しくても、

次の日にはまるで何事もなかったのように

すっぽり記憶が消えているのです。

 

 

 

あなたも想像してみてください。

 

 

毎日一緒に過ごしている

大切な人が自分との記憶を

忘れてしまった。

 

 

その記憶を覚えているのは

自分だけ。

 

 

きっと、あなたも

深い葛藤を覚えてしまうでしょう。

 

 

 

しかし、

全て消えてしまうなら、

大切な人と過ごす一日は

意味がないのでしょうか?

 

 

 

記憶は消えてしまうけれど

確かにそこに残るものは

ないのでしょうか?

 

 

私は、何からできているのだろう?

 

私の世界って?

大切なあの人の世界って?

 

幸せって何だろう?

 

 

そんなことを考えながら読んでいると、

 


静かで少し物悲しく、
それでいて、
穏やかで温かな雨が
あなたにも降り注いでくるでしょう。

 


もしあなたがあなたの世界を見つめたい、

あなたの大切な人をもっと大切にしたい

と思うならば、今すぐこの本を手に取り、

静かな雨に当たってみてください!


静かな雨

静かな雨