読書は自分探し

自分探しをしている人に向け、小説を中心に本の紹介をします。読書には奥深い魅力があり、その魅力の一つが自分探しができる点です。あなたも読書を通して、自分探しの旅に出かけてみませんか?

愛する人と共に生きる〜私たちの在り方〜

 

あなたに愛する人はいますか?

家族、友人、恋人……。


きっとあなたにも大切な人が
いるのだと思います。


そんな大切な人を、
大切な人と過ごす時間を
あなたはどれほど大切にして
きたのでしょうか。


どんな思いを持って、大切な人と
あなたは生きているのでしょうか。

 

そんなことを考えさせてくれる
一冊の本があります。

 

私はこの本を読み、
日常の美しさを深く感じました。


大切な人、愛する人と共に生きるための
自分の在り方を考えることができました。

 

あなたもこの本を読み、
ありふれた日常の素晴らしさと、
あなたが今生きていることの意味を
感じてみませんか?

 


その本とは……

中村航さんの
『100回泣くこと』
です!!

 

2013年に映画化されているので
ご存知の方もいらっしゃるかも
しれませんが……


簡単にあらすじを紹介します。


主人公は僕。
そして、ヒロインの彼女。

僕はある日、実家で暮らす愛犬が
死にそうだという連絡を受ける。

僕はバイクを4年もの間放置していたが、
かねてから愛犬はバイクの音が好きだ
という話を知っていた、彼女の勧めで
バイクで愛犬に会いに行くことに……。


ひょんなことから物語は始まる。


愛犬、バイク、そして僕と彼女。

案の定動かなかったバイクも、
危篤かと思われた愛犬も、回復。

僕と彼女も幸せな日々を過ごす。

来たる未来に胸を弾ませる。


僕たちは幸せな日常がいつまでも続くことを
信じて疑わなかったのだが……。

 

幸せって何だろう。


愛って何だろう。


愛する人と共に生きるとは
一体どういうことだろう。


愛する人のために何ができるのだろう。


何気ない会話や日常の風景が織りなす
温かい空気がじんわり胸に染みる
作品です。

 

愛する人と共に生きるには、
ただ幸せを噛みしめるだけではなく、
ある種の覚悟も必要なんだと思います。


それは共に生きる人々の宿命なんだと
思います。


しかし、その覚悟があるからこそ、
ありふれた日常の風景が美しく、
尊いものであることに気付くんだと
思います。


その覚悟とは……?


あなたにその覚悟はあるのでしょうか。

 

愛する人と共に生きるとは、
Iではなく、Weとして生きるということ。


I=あなたは
We=あなたたちは

どんな生き方をしたいですか?


あなたたちのために、
あなたはどう生きますか?


もしあなたが愛する人と共に生きたいと
思っているならば、今すぐこの本を読み、
あなたの在り方を探ってみてください!

100回泣くこと (小学館文庫)

100回泣くこと (小学館文庫)